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2020年6月22日 (月)

6/22 創造力と想像力

 本校の校長室には、「耐冷苦煩閑」の書が飾ってあります。これは、唐の時代の曹国藩という人物が述べた、物事を成し遂げるために耐えるべきこと「四耐」です。
 これまで本校では、「四耐」の中で、新型コロナウイルス感染防止対策や学校再開後の対応など、できることを全力で行ってきました。しかし、授業時数確保後の実践や校内の各種の行事の見直しと判断、学びの保障など、取り組む課題は、たくさんあります。
 喫緊の課題は、学びの保証と、学びに向かう児童生徒への支援であると考えています。
 先の見えにくい時代は、誰でも進むべき方向が本当にこれでよいのだろうかと、不安に感じます。そのような時、本校では、「みんなで困って、みんなで悩んで、みんなで考える」ことと、当たり前のことを当たり前に行うという凡事徹底を大切にしています。
 足利市には、日本遺産であり日本最古の学校である「史跡足利学校」があります。「足利学校の建学の精神」である「進取の精神」や「自学自習の精神」は、足利市の教育の礎です。
 「足利学校建学の精神」を踏まえた時、先の見えにくい現代は、これまで考え方の基を捉え直し、新しいことを柔軟に取り入れていく力、また、新しいことを取り入れた際の児童生徒、保護者、地域の姿を思い描く力が大切だと考えています。
 つまり、「創造力」と「想像力」です。
 学校は、保護者、地域、行政機関を巻き込みながら、児童生徒のよりよい成長のために、日々、奮闘するところです。児童生徒にとって何が大切かを考え、恐れず、諦めず、一つ一つ進んできたいと思います。